アロマセラピーは、人によって反応が異なります。ご自分の心身の状態と相談の上、ご自身の判断の元にお使いください。
またお薬ではありませんので、あくまで雑貨・嗜好品ということを踏まえたうえで、楽しんでお使いください。
アロマセラピーを始めよう
Contents
 精油って何でしょう?
 アロマセラピーはいつ始まったの?
 どうやって気持ちや体に作用するの?
 アロマセラピー禁忌事項
 精油を買いに行こう
 精油の保存
 お薦め精油ブランド
 初めてそろえるのはどんな精油?

















精油(植物のエッセンス)って何でしょう?

エッセンシャルオイルは、植物のお花や葉っぱ、
木の樹脂、種、根っこ、etc.etc.
いろいろな場所から採ります。

そのほとんどは蒸留法といって、「蒸して冷やして採る」方法です。
(肉まんをふかす蒸し器を想像していただくと良いかもしれませんね)

精油を採るときは、植物にとっていちば〜ん香りが満ちているとき、
例えばジャスミンなどは早朝に摘みとりに行ったりします。

精油には、傷ついたときに保護する成分や、
いのちを引き継ぐ大切な受粉をサポートしてくれる、
昆虫や鳥を誘うための甘い香りの成分や、

光を浴びてエネルギーを作り出す大事な葉っぱを
虫から守るための成分など
植物にとっての生きていく力がいっぱい、つまっています。

ひとつの植物から精油が採れる割合は、1%ほど。
エッセンスは濃縮して採られるため、
私たちが使うときも、もとの植物にあったときと同じくらい、
1%くらいに薄めて使います。

魅惑的なお花の香りや、意外な香りが
ホルモンバランスを整えてくれたりします。

たかが植物、されど植物。

私たち女性は香りの恩恵をたくさん受けられると同時に、
妊娠などの際には気をつけなければならないこともあります。

そして日によって、体調や気持ちの変化とともに、
「いいな。。。」と思える香りは変わっていきます。

さて今日のあなたの香りは?




アロマセラピーはいつ始まったの?

古代から私たちの祖先は、植物の力、香りの作用を知っていました。
「アロマセラピー」という言葉なかった頃から
例えばエジプトでは、フランキンセンスやミルラの小枝を焚いて、
薫香として神へささげお祈りをしたり、
「ミイラ」を作るときに防腐剤として利用したりしました。

またかの有名なクレオパトラは、植物の催淫作用をふんだんに使い、
ローズの花びらを部屋に敷き詰めて、恋人を招きいれたり、
催淫作用のあるハーブを船にギッシリと詰め込んで、
香りを漂わせながら対岸の男性をお迎えに行ったりしたそうです。
(恐るべし。。。?)

「アロマセラピー」という言葉を作ったのは、
1920年代、フランスのお医者さんでした。
実験中に火傷をしてしまい、その手をとっさにラベンダー水に浸したら、
みるみる治ってしまったということで、
以降アロマセラピーという名前をつけて、研究に取り組みました。



どうやって気持ちや体に作用するの?

香りはすぐに蒸発し、空気中に分散していきます。
香りは殺菌作用があるので、このとき空気をきれいにしてくれています。
普段から香りを焚いておくと、病気にかかりづらくなるかもしれませんね。

香りの分子が私たちのお鼻に入ると、
粘膜で捕らえられた香り分子が、香りの信号となって
嗅覚神経を伝わり、大脳辺縁系に伝わります。

大脳辺縁系は、私たちの本能的な情動や記憶をつかさどります。
香りの反応は、とても原始的なんですね。

大脳辺縁系に伝わった香りの信号は、
さらに自律神経をつかさどる視床下部や、
ホルモンを制御する下垂体や、
論理的プロセスを処理する大脳皮質にも伝わります。

また皮膚から香りを採り入れる方法として
心地よい「アロママッサージ」は、
植物油に溶かした精油の成分が、血液を通して全身に伝わります。

気持ちの変化、リラックスさせたり高揚させたりはもちろん、
血行を促進したり消化を促したり、
ホルモンバランスを整えたり、
さまざまな作用を行いそうだということが想像できるでしょう?




アロマセラピー禁忌
原液は直接肌につけたり、飲まない
アロマの香りは濃度がとても高い為、マッサージオイル、ローションなどでは、1%程度に薄めましょう。
妊娠中は、芳香浴以外は使用しない
ホルモンを調整したり、通経作用、流産の可能性がある精油がたくさんあります。妊娠中にご使用になりたい方は、専門医にご相談ください。(今は産婦人科でもアロマを採り入れているところがあるようです。)
肌に異常を感じたら、すぐに使用を中止して、洗い流してください
子供には、薄めて使用しましょう
3歳より大きい子供〜中学生は、体格に合わせて、半分以下にするなど、濃度を薄めましょう。
カンキツ系の精油を使用したら、日光に当たらないようにしましょう
しみやくすみをとる作用があるカンキツ類ですが、使用後に日光にあたると逆に、しみやかゆみの原因になる場合があります。カンキツ系の精油は夜に使うか、洋服の下に隠れる場所に使いましょう。
精油は冷暗所に保存しましょう
精油はナマモノなのです。保存期間は半年〜1年、もし香りが「なんか、変だな?」と感じたら、潔く捨てましょう。
精油は引火する可能性があります。火気の周りでの使用は危険です。
精油は石油製品を溶かします。ビーズアクセサリーに付かないようにご注意を!



精油を買いに行こう

デパート、雑貨屋さん、ハーブショップ、etc.
精油はいろいろなところで買えますね。

最近は天然100%はほぼ、当たり前のことになりました。
(でも、一応ラベルで確認してみてくださいね。)

回転が良さそうなお店で、精油を直射日光なんかにさらさずに、
お店を見渡して気遣いのある感じであれば、まず大丈夫です。
(ハーブショップであれば、もちろん安心)



精油の保存

精油はナマモノです。
だんだん酸化して、腐っていきます。
購入して、開封してから約半年〜1年で使いきるのがベストです。

精油は熱や湿気を嫌います。
夏場は冷暗所、もしくは我が家では冷蔵庫に入れてしまいます。
こうしておくと、香りの鮮度がかなり保たれるようです。
(でも冷蔵庫の中がアロマちっくな香りになりますので、ご注意を!)

精油の中には、酸化しにくいものもあります。
木の香りのサンダルウッドとか、
墨のような香りのパチュリーとか。

これらは恐らくは、かなり長持ちします。
香水の保留剤に使われるくらいですから。

カンキツ系などの軽やかな香りは
すぐに空気と触れ合って酸化していくので、
早めに使い切ってくださいね。



お薦め精油ブランド

精油はメーカーによって若干、香りの特徴があります。
どれがいい悪いではなく、かいでみて心地よければ、
それが自分に合うブランド。
最初のうちはそれほどこだわらなくてもいいと思います。

私も最初の5〜6年は、特にこだわりもなく、
いろいろなメーカーの物を使っていました。
ロバートティスランド、マギーティスランド、生活の木、
ニールズヤード、フレーバーライフ、etc.etc.
これらはお値段に若干の差はあれど、香りの差はそれほどはないように思います。

そして3年くらい前でしょうか。
フィトサンアローム」という、
フランスではお医者さんが使うグレードの精油に出会いました。
成分分析を行い、同じ種でも成分や特徴が違えば違う種として扱う、
いわゆる「ケモタイプ」の精油です。

フィトサンの精油はまず、香りが濃くて、しっかりしています。
ラベンダーは苦手だった私が、フィトサンのラベンダーは心地よく感じて好きになりました。

頭痛のときに使うミントも、使用後感がぜんぜん違う。。。
有機栽培はもちろん、さらに高水準の自然農法で採れる植物たちを原料にしている、
食品添加物に指定されている物もたくさんある、
などなど。

それで、うちでのお客さまへのトリートメントのときや、
マウスウォッシュなどお口に入れる物作りのときは
フィトサンの精油を使うようになりました。

とはいえ、フィトサンの精油は他ブランドよりは少しお高めなので、
初心者の方の物作りにお薦めするのはちょっと心苦しい。。。

さてそんなときには、「
グリーンフラスコ」が気に入ってお薦めしています。
特にグリーンフラスコのイランイランは、クセがなく使いやすい。
イランイランが嫌いな方でも、ここのなら好き、
という方もいます。

それとラベンダー。
グリーンフラスコのラベンダーに出会う前、私はフィトサン以外のラベンダーは
合わないなぁ。。と思っていました。
と・こ・ろ・が。

グリーンフラスコのラベンダーは、酢酸リナリルという、
鎮静成分がとても多くて、フィトサンに近い香りがします。

それに。。。
グリーンフラスコはお友達が勤務しているので、
品質管理をとてもよくやっていることや、
素材にこだわっていることを知っているので、
お店と商品に信頼を置いているからなのです。

というわけで、現在うちの精油箱は、
フィトサン、グリーンフラスコ、その他もいるよ〜、
てな感じでしょうか。。



初めて揃えるのはどんな精油?

香りは自分が心地よければ、それがいちばん。
お店に行って、サンプルを嗅がせてもらって、
気に入った香りを買うのがいちばんと思います。

でも、日常で役立つ香り、というのもあるので、
ここではそれをご紹介しますね。

ラベンダー
実は香りが嫌いな人も多いラベンダーですが、なんと言っても役立ちます。ちょっとした火傷、切り傷、打ち身、虫刺され、日焼け後のケア、ニキビ、などなど。
ペパーミント
抗菌作用で特に梅雨から夏にかけて大活躍。除菌スプレーを作ったり、頭痛や風邪、鼻炎、そしてアウトドアでは酔い止めにもなるので、家族で使えます。
オレンジ
子供から大人、男性にも女性にも最も好まれる香り。リビングや子供部屋で焚いてみてはいかがでしょう?
ティーツリー
抗菌作用で特に梅雨から夏にかけて大活躍。頭痛や風邪、鼻炎、そしてアウトドアでは酔い止めにもなるので、家族で使えます。
グレープフルーツ
こちらもみんなに好かれる香り。オレンジがリラックス感が強いのに比べ、グレープフルーツは楽しい気持ちと高揚感で、勉強や仕事もはかどりそう。
ローズマリー
特に冷え性の方にはお薦め。血行を促し、しゃきっとさせます。冬の朝の手浴にぜひ。しわ・たるみにもいいと言われますので、ローションを作ってもいいですね。

*アロマセラピー初めての方は、グリーンフラスコの 5ml 精油(100滴分)がお薦め!