オレンジ
誰でもよく知るオレンジの香り。私がいちばん最初に買った、思い出深い香りです。暖かく甘い香りは子供から大人まで、誰にでも好まれるので、人の集まるところで炊いても安心ですね。
おいしそうなこの香りは、カンキツ系の他の香りがそうであるように、果実が熟しきっておいしくなったことを野生動物たちに伝えるシグナルになります。
おいしそ〜な香りで動物たちをひきつけ、その実を食べてもらいます。実の中の種は消化されないので、無事そのまま排出されます。その動物の行動範囲の中で、いろいろなところに旅していきながら。
こうしてオレンジは、自分たちの子孫繁栄の目的を達成するのです。(もちろん、その中で芽を出し、順調に育つのはごく一部かもしれないのですが…)
さて、そういうわけで、オレンジの香りには食欲を促す作用があります。胃腸の弱ったときには最良の友となるでしょう。でも、食欲が増えるの?なんて心配な方は、「パチュリー」を1滴混ぜて、たいてみてくださいね。食欲を上手に抑えてくれます。
オレンジのキーワードは、”生きる喜び”。
食欲はまさに人間が生きていく欲求のひとつ。生命力を引き出してくれます。
物事に感動する気持ちや好奇心を引き出し、情緒を豊かにしてくれるのです。
そして感動や喜びの気持ちを、周囲に自然に放射します。
オレンジはまた、セクシャリティ(性の喜び)を広げてくれる香りでもあります。これは、オレンジが第二チャクラに働きかける精油であることから考えてもわかりやすいでしょう。
なんとなく、オレンジの個性が理解できましたか?
ルームコロン作り、香水作り、なんに使っても楽しさ、暖かさを与えてくれます。生きるバイタリティを与えてくれるオレンジですから、血行が促されて体が温まりますので、トリートメントオイルに使ってもいいでしょう。
それからハウスキーピンブにも活躍。成分のリモネンには汚れを落とす効果がありますから、無水エタノールとお水にオレンジを混ぜたスプレーを作って、テーブルや床をふいてみると、なんだか楽しい気持ちになってきます。
その香りをかいだだけで、元気になれる。
温かい気持ちになり、勇気をもつことができる。
豪華ではないけれど、誰もが幸せになれる、
日常に溶け込んだ、オレンジの香り。