イランイラン
フィリピン出身のイランイランは、南方系の独特の香りで、どこまでも甘く重く響きます。
現地の言葉、タガログ語では、イランイランは「花の中の花」という意味を持ちます。
幹が細くて背の高いイランイランの木は、上のほうに「ヒトデ」みたいな細長い花びらの花をつけます。
花びらは黄緑色から黄色へと変化する頃、むせかえるような強い香りを放つようになります。
フィリピンの新婚女性はベッドに黄色いイランイランの花をしきつめ、だんな様をお迎えになるそうです。
それほど官能的な香りなのです。

例えばイランイランの香りを付けて、大型の犬に襲われそうになった人が、犬が飛び掛ってきたと思ったら逆にペロペロ顔をなめだしたとか。。。ワンちゃんもゆったりして甘い気持ちになってしまうのかもしれませんね。

ゆったりとした香りは血圧を下げ、心拍数をスローダウンさせ、忙しすぎて、気持ちがせいてしまったときなどに良い香りです。実際にイランイランを使うと、ストレスを抑えるホルモンの分泌が活発になると言いますから、心強いことですね。

でも実は、イランイランのことが苦手な人も多いはず。私もイランイランが使えるようになったのは、ここ2年くらいのことです。
血圧を下げるのと、濃厚な香りなので、かぎすぎると頭が痛くなってしまったり、ぼ〜っとしてしまったりするんですね。

それが今では、最もよく登場する香りの一つになりました。
特に、自分としてはかなりのプレッシャーを感じる仕事のとき(アロマ以外のお仕事もときどきしています)、私はよくグレープフルーツにイランイランを混ぜて持っていきます。
これがストレスを抱えたときにはほんとに大活躍!見事に気持ちが変わります。

イランイランは”女性”としての本来の持ち味、受容したり、許したりする力とか、柔らかい感性を引き出します。
反対に厳しさや、完璧主義を和らげます。
「あれ、私なんか、ずいぶん厳しくなってるな?」と思ったら、イランイランの出番です。
香りが重く感じたら、前述のようにグレープフルーツとか、カンキツ系の軽い香りとブレンドするのがお薦めです。

我が家のヘアミストやシャンプーにも、イランイランは欠かせません。
皮脂分泌のバランスをとってくれるので、髪のつやつやを促してくれるローズマリーや、水分のバランスをとってくれるゼラニウムなんかと混ぜてもいいですね。

市販の香水の多くにもブレンドされているイランイラン。
ぜひあなたのアイテムにも加えてみてください。

*グリーンフラスコさんのイランイランは、クセがなく柔らかく、イランイラン嫌いの方にもお薦めですヨ。
甘い香りで酔わせる
セクシーに、エレガントに
そして奔放に
本能をかきたてる南国の花


ストレスフリーの香水


無水エタノール 5cc
イランイラン 1
グレープフルーツ 5